A:ご事情はお急ぎでしょうか?不動産会社からの当初査定額が売主様の利益を考えた正しい提案でしたら必要ありません。
ご売却事情も様々ですが、「ここまでに必ず売りたい」等の期間が決まっているケースでは、期日にそった販売計画は必須です。
時間制限がなく購入物件を同時に探すお住みかえなどでは、「売れたら購入する」想定で当初はご希望価格でスタートし購入物件が出てきたら価格を改定するなど、ギリギリまでご希望通りの成約を目指してお手伝いしています。
いずれのケースでも、「売れるレンジの理解」「高めにチャレンジするのはここまで」などの具体的な計画は欠かせません。
中には、「特定の顧客が存在し相場を超えて購入をすることを容認」しているなどの広告内容により、スタート価格を相場をはるかに超えて設定している物件をよく見受けます。
その場合、「相場を超え第三者からは異常な価格で販売している」ため反響も少ないことが考えられますので、短期間に大幅な価格改定がなされる要因となります。
不純な売却提案以外で一割以上の価格改定を行う必要があるのは、「お急ぎの事情」か「当初設定を間違えて提案した」と考えられます。
短期間のうちに100万円単位の価格変更は営業の資質を疑われてご不安も当然かと思いますので、早めのうちにセカンドオピニオンへのご相談をおすすめします。